2つの改善点のうち、ひとつはユーザーが検索しているキーワードから類推して、関連した情報を提供するキーワードの組み合わせを表示すること。たとえば「principles of physics(物理法則)」で検索したときには、「physics special relativity(物理 特殊相対性理論)」のように、Googleが関連するキーワードを付加した検索結果へのリンクがページの下部に表示される。このため、ユーザーはキーワードを入力することなく、検索を新たな方向へ広げることができる。
また、検索結果のそれぞれに付される概要を表す「スニペット」と呼ばれる2~3行のテキストでは、キーワードが太字で強調され、3語以上のキーワードを使うときは行数を増やすことによって目的の検索結果であるかを判断しやすくしている。
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