SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

今日の知りたいキーワード

メール広告

 Eメールで送られる広告のことを指す。広告表現は主にテキストだが、HTMLメールで画像表示をする広告も多い。

 主に、個人に直接送られるダイレクトメール広告と、メールマガジンに掲載されるメールマガジン広告がある。また、メール受信者が事前に受け取るジャンルのメールを登録し、それのみを受け取るメール広告は、オプトイン(許諾)メール広告と呼ばれる。その逆に、受信者の許諾なく不特定多数に無差別に送られるメール広告は、SPAMとして扱われる。

 その特徴は、オプトインメール広告の場合は、受信者の具体的な興味関心や属性に合わせるために、ターゲットを絞り込めるという点である。マーケティング的な観点からは、ワン・トゥ・ワン・マーケティングおよびリレーションシップ・マーケティング(RM)のひとつと言える。Amazonや楽天などのオンラインショップでは、オプトインメール広告はリピーター確保として非常に活用されている。

 また、ユーザーが自ら情報を引き出すプル型メディアのウェブと違いプッシュ型のメールでは、直接ユーザーのメールボックスに広告が届くことから、その効果は高いとされる。

 一方で、SPAMは社会問題として強く懸念されている。SPAMは、受信者の許諾がないために嫌がられるのとともに、インターネットのトラフィックを過剰に増加させるものとしても問題となっている。アメリカでは2004年1月からスパムを規制するCAN法が施行され、日本でも2002年7月から特定電子メール法によって、「未承諾広告※」との表示がない不特定多数への無差別メールは規制対象となっている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
今日の知りたいキーワード連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

松谷 創一郎(マツタニ ソウイチロウ)

1974年生まれ。広島県出身。ライター。2001年、共著『サブカルチャー世界遺産』(扶桑社)を刊行。2004年、カルチャースタディーズ研究所に主任研究員として在籍。2005年、国際大学グローバルコミュニケーションセンターに編集主任として在籍。専門領域は、社会事象、映画やマンガなどのサブカルチャー全般、若者文化など。これまでに仕事をしてきた媒体は、『日経エンタテインメント!』『SPA!』『サイゾー』『ダ・ヴィンチ』『創』『週刊アス...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2006/07/21 16:56 https://markezine.jp/article/detail/70

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング