今回発表された平成21年3月期通期の業績予想では、2月の前回予想よりも売上高、営業利益、経常利益は増加したものの、純利益が大幅にダウン。連結では204億5300万円、単体では327億7100万円のマイナスとなり、2001年の上場以来はじめての最終赤字となった。
赤字転落の理由として、電通は投資有価証券評価額約510億円(単体では約555億円)の計上をあげている。
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