講談社、集英社、小学館、および大日本印刷とそのグループ会社である図書館流通センターと丸善が取得するのは、Ant Global Partners Japan Strategic Fund Iとアント・DBJ投資事業有限責任組合が保有するブックオフコーポレーションの全株式で、発行済株式総数の28.90%を各社4~6%ずつ保有する。
今後は、ブックオフとともに二次流通も含めた出版業界全体の協力・共存関係を構築することになるが、新刊を売る立場にある出版3社は、著者・著作権者へも配慮しつつ市場の構築を図るとしている。
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