携帯専用サイトに表示される広告や、モバイル用メールアドレスに送付されるメール広告のことを指す。
日本における携帯専用サイトは、主なものにNTTドコモのiモード、au(KDDI)のEZウェブ、ボーダフォンのボーダフォンライブ!がある。表示方法はバナーかテキストがほとんどだが、液晶モニタでの視認のため、あまり細かい画像は使われない傾向にある。
PC環境でのウェブ広告と違うのは、広告をクリックするとリンクされた別サイトに飛ぶだけでなく、コールセンターへの音声通話での接続やメールの送信といった形態もとられる点にある。メール広告では、モバイルメールに適用されたテキスト広告がほとんどであるが、携帯専用サイトと同様にコールセンターへの接続やメール送信という形態の場合もある。
また、2006年から始まった、地上デジタル放送による携帯機器向け放送サービス・ワンセグ放送における広告も、モバイル広告として大きな注目を集めている。
2005年のモバイル広告は、288億円となっており、インターネット広告全体の10.2%に達しており、前年比160%の増加となっており、高い伸長率を続けている。