アクティブコアは、行動ターゲティング分析サービス「ac cruiser ASP」において、従来よりも幅広い期間を対象に、多角的に消費者の行動履歴を分析するレポート機能を提供することを、2月13日に発表した。
これまで「SEO(検索エンジン最適化)」や「SEM(検索エンジンマーケティング)」の評価は、同一セッション内における消費者行動を前提としたクリック回数を基準としてきた。しかし、その手法では消費者の購入時点におけるキーワード効果しか把握できない。これに対して同社は、購入日前に反応したキーワードパターンの出現回数や購入に影響を与えたキーワードとその認知効果を数値化し、「ポストクリック効果」を把握するしくみをサービス化。これによって検索エンジン対策の費用対効果を最適化することが可能になった。
「ac cruiser ASP」は、計測対象とするコンテンツの月間アクセス総数に応じた従量課金サービスで月額52,500円から提供される。同社は、旅行、人材採用、通販など、さまざまな企業に対して、2007年度中に100社の導入を目指す。