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リアルタイム度No.1のTwitterって、ただのつぶやきツールではなかったのか。


Tweetするにも道具を選ぶ

 さて、ではつぶやく側としての使えるツールとは何か。

 Twitterが面白いのは、Twitter以外の、外部の開発会社が提供するアプリやツールの充実振りが半端ではない、ということ。MoMBによると、この6月9日でこれまで開発されたアプリが1,111個を数えたそう。スゴイね。

 件のリポートでも、Twitterをそのまま利用するのではなくて、50%以上のユーザーがそういった外部サービスを利用している。

 例えばこれ。

 インストールして使うデスクトップアプリケーション。なんと19.7%ものユーザーがこれを使っているんだとか。

 自分がフォローしているユーザーのタイムラインを、いくつかのグループに分けて管理できる。例えば、仕事関係、友人、ニュースソース等々に分けておけば、グループごとにタイムラインが別のカラムに分けて表示されるので、とても見やすい。

 そのグループ(カラム)内でも、特定のキーワードでフィルタリングできるので、ちょっと話題を絞って見たいなという時に便利。

 また、各ユーザーに対する「返信」「ReTweet」「ダイレクトメッセージ」などの操作が、アイコンをクリックすることでその場にメニュー表示されるのも小気味イイ。

 少々画面が大きいのが難といえば難だけど、ま、そのうちタブ機能も実装されるんじゃないかと。(あくまで希望)

 似たようなサービスがSeesmicにある。

 Seesmicは、元々ビデオ版のTwitterと言われるサービスを展開していて、既にTwhirlという(なんて読むんですかね?)デスクトップアプリケーションがあるけれど、こっちのアプリは複数のTwitterアカウントを別々のカラムに表示して同時に管理できるのがウリ。一般ユーザーでそこまでやる人いるのかなぁと思ったけれど、あ、そうか、企業のマーケティング担当なら確かに使いたいでしょうね。

 ただ、このところWEBベースで利用するアプリに慣れているせいか、インストールなしで使えるのはないかと探したら、やっぱりあった。

 TweetDeckと同じくグループ分けできる以外に、「チャネル」といって任意のキーワードを含むつぶやきだけを表示するカラムや、チャット(「会話」となってる)やReTweetだけのカラムも作れる。これは気が利いてる。

 ブログを書く人なら、これもオススメ。

 ブログのRSSをTwitterに通知してポストしてしまう便利ツールだけど、これはまぁ誰でも思いつくかな。ひとつ書けばあとはお任せできるのが楽チンですからね。ボクも、WordPressに似たようなプラグインを入れてる。

 今どき、画像でつぶやくことも多々あるわけで。

 Twitterアカウントでログインして、ポストしたい画像を選択しアップロードボタンをクリックするだけ。コメントと共に画像のURLがタイムラインに表示される。携帯からもメール添付でアップできる。実にカンタン。

 面白いのは、ポストされていく画像をリアルタイムにGoogleMapで表示してくれるところ。ほらまた、リアルタイムだ。

 画像と来たら、ビデオですね。

 操作はTwitpicと同じ。アップできるビデオのサイズは最大1GBまたは20分までOKなので、このボリュームだと結構いろんなコトができそう。

 ちなみに、12secondsはその名の通り12秒だけビデオでつぶやくツールで、先のTweetDeckからもビデオを録画して発信できる。12秒という制限がかえってリアルタイム度を増している。

 FirefoxユーザーならTwitterFoxというアドオンがオススメ。

 いちいちTwitterサイトを開かなくても、このアドオンをONにしておけばブラウザの右下でアップデートを教えてくれるし、そこからつぶやいたり、返信したり、ReTweetしたりできる。

 ついでに、こういう面白いのもあったり。

twitter magnets

ま、お遊びだけど、散らばっている単語を適当にドラッグしてきてつぶやきにする。ちゃんと文字数を数えてくれてて、ポストもできる。日本語でなら、さしずめ俳句かな。あ、俳句のTwitterってイイかもね。140文字どころか17文字だけど。

 それにしても、流れる音楽に妙にイヤされる。疲れてるのかなぁ。
 

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マーケティングに活かすTwitter

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この記事の著者

伊藤 富雄(イトウ トミオ)

2002年オートステップメールを企画開発、2004年某ネットショップ開業ASPの創業に参画、現在はソーシャルウェブを絡めたネットビジネス・コンサルティングとウェブプロデュースに携わるかたわら、神戸商工会議所をはじめ各地のネットビジネスセミナーの企画と講師を務める。
サイトは「ネットビジネスwithソーシャルウェブ~Ito...

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2012/07/09 16:10 https://markezine.jp/article/detail/7544

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