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話題のARブラウザが劇的に変える、ローカル情報共有の作法あれこれ。

2009/09/02 10:00

モバイルでのローカル情報共有を強力に推し進めるARブラウザは、ヨーロッパ勢を筆頭に続々と現れている。今後のソーシャルウェブのひとつのあり方を示したARのあれやこれやを、駆け足で見て回ったよ。

ローカル情報にはリアルなユーザー情報がなければね

 ローカル情報を提供するサービスは以前からいろいろある。ネットユーザーが地元のスモールビジネス(別にスモールでなくてもイイけれど)について様々なコメントを投稿し、互いに消費者目線での情報を共有するというスタイルが一般的。有名どころでは、Yelpなんかがそうですかね。

 で、昨今、ネット界を賑わせているAR(拡張現実)ブラウザの登場で、その情報共有の作法も一気に様変わりする気配が濃厚という話。

 なんですが、まずこれから。

 何のことはない、パリ、ベルリン、マドリッドの地下鉄の駅近くのホテルを検索して教えてくれるサービス。なんとなく懐かしい感じがするでしょ、今どきこういうのを見ると。

 滞在する都市名と駅名、駅から何マイル以内か、レイティングの星の数、宿泊する日付と宿泊数などを入力して検索すると、候補を10件ほど提示してくれて、そこから予約できる。検索結果にいまいち気に入る部屋がなければ、他の駅ではどないでっか?とレコメンドもしてくれる。

 なるほど、それは便利と言いたいところだけど、このところのTwitter大旋風の最中、やっぱりそこにリアルタイムなユーザー情報も盛り込んでもらえると更にイイのになと、ついつい思ってしまう。なんで今頃、こういうサービスをリアル情報なしで始めたんだろう、と。

 ホテルと言えば、こういうのもあった。

 スポーツ施設の近所にあるホテルを教えてくれる。今のところ、フットボール、競馬、クリケット、ラグビー、テニス、モータースポーツなど、ロンドンに拠点を置くサービスらしいジャンルが対象。ただ、ヨーロッパ各国に加えてオーストラリアなど、かなりのエリアをカバーしているのは立派。

 よく見ると、先のSubwayHotelsに酷似しているので、もしかしたらエンジンは同じかもしれない。で、そのせいだろうか、こっちにもやっぱりリアルタイムなユーザー情報がない。

 ホテルに関するユーザーコメントなんかを画面のどこかに掲載しておくと、ここのサービスの価値がぐっと上がるのに残念。ま、コメントの質をコントロールできない怖さも併せ持っているので、一概に残念と言うのもナンですが。

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