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ウェブインパクト、「セカンドライフ」の投稿型情報サイト開設

 2007年3月現在、全世界で約400万人を越える「住人」(ユーザー)を持つ3Dバーチャルワールド「セカンドライフ」。国内ユーザーも徐々に増えてきている。4月にも日本語版が上陸するとされており、国内ユーザの増加は必死だ。こうした状況を受けて、ウェブインパクトは、国内のセカンドライフの「住人」増加を見据え、総合的な情報を日本語で提供する「SLguide.jp」をリリースした。

「SLguide.jp」の主な機能は、インデックス化されたスポット情報(さまざまなアトラクションがある場所の情報)に対し、位置情報(緯度・経度・高さ)と、わかりやすい場所の説明を持たせ、クリックにより、インターネット上のWebページから、セカンドライフ内の、バーチャルな位置にトランスポーテーションできるというもの。

4月にも公開されるといわれる「セカンドライフ」

 また、日々拡張するバーチャルワールドの情報をユーザが独自に収集し、インデックス化することは難しいため、「SLguide.jp」では投稿制を採用。スポット情報をセカンドライフの一般の「住人」から投稿してもらい、有益な投稿に関しては、「SLguide.jp」にアップすると同時に、セカンドライフ内で流通している通貨である「リンデン・ドル」を、ウェブインパクトが設置したセカンドライフ内の賞金受取所で、賞金として支払う。

 これにより、例えばまったく新規のスポットを「住人」が投稿した場合、弊社内の審査をパスした投稿に関して、20リンデン・ドルを支払う。今回のリリースはβ版だが、今後、ディレクトリー型の情報サイトから検索型への移行をはじめ、アクセスラインキング、ユーザー評価、セカンドライフ内のイベント登録などの機能を順次盛り込んで行く予定。

 国内のセカンドライフ熱は日に日に高まっており、今後もセカンドライフに関連するさまざまなサービスが続々登場しそうだ。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2008/02/24 19:14 https://markezine.jp/article/detail/840

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