「Adobe Flash Platform Services for Distribution」は、PCとモバイル機器、そしてソーシャルネットワークサイトを横断するかたちで、ゲームやコンテンツ、ウェブアプリケーションを配布し、プロモーション、計測、マネタイズを可能にするプラットフォームで、利用に応じて課金されるペイ・パー・ユース制で提供される。
ウェブアプリケーションは、ウェブ、デスクトップ、モバイルへ配布されるだけでなく、ユーザーはクリックひとつで自分のホームページや利用しているSNSに追加することができる。対象となるのは、Facebook、MySpace、iGoogleなど70以上のサービス。また、モバイル向けのアプリケーションをインストールする場合には、ユーザーは送られてきたSMSメッセージのリンクをクリックするだけで、その端末に最適なバージョンを受け取ることができる。
Adobe Flash Platform Services for Distributionでは、パブリッシャーとデベロッパーにアプリケーションの有料プロモーション、配布や利用状況の計測ツールを提供するほか、別のアプリケーションのプロモーションに参加することによって収益を得る機会も提供する。
【関連記事】
・アドビ、オムニチュアを18億ドルで買収
・ブライトコーブとアドビが提携拡大
・アドビ、Flashコンテンツの検索精度を向上させるテクロノジーをGoogleとYahoo!に提供