電通は、第2四半期の連結累計期間における売上高は、期初予想を1.9%下回る150億4100万円としたものの、営業利益は58.9%増の25億3400万円、経常利益は34.1%増の26億円6000万円と期初予想を上回る見込みであると発表した。また、上場株式の評価損の一部を損金算入したことによる、法人税の還付などによって、四半期純利益は123.1%増の39億3800万円としている。
下期も通期の売上高は期初予想を下回る見通しだが、コスト削減の継続によって、営業利益、経常利益、当期純利益については期初予想を上回る見込みだとしている。
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