景気低迷によって出版書店市場が縮小しているものの、大手チェーンによる市場占有率が高まっていることから、両社は規模拡大と経営の効率化をはかるため提携する。具体的には、相互店舗の出店・退店の調整や、相互の販売データ活用、販元へのデータ提供、人材交流などを行うほか、商品の調達や融通、POSシステムの連携などを行う。
文教堂は首都圏を中心に186の店舗、雑誌専門店、DVDやCD、文具などの複合店舗を展開。ジュンク堂は、専門書を中心とした都市型大型店舗を全国に展開している。
【関連記事】
・紀伊國屋書店、ネットと店舗共通の自社ポイントサービス開始
・ジュンク堂が子会社設立、ネット書店をオープン
・丸善、ジュンク堂、大日本印刷が業務提携