アウンコンサルティングの試算によると、2009年はSEO市場は全体で163億5千万円となり、昨年の試算を上回る結果となった。2009年は世界的な不況によって、広告費の抑制が見られたが、ウェブマーケティングの企業への浸透も進み、広告費をSEO対策に移行する動きが見られた。
なかでも、アウトソーシングにおける成果報酬型サービスが躍進。対前年36%増の60億5千万円に達し、SEO市場の成長を後押しした。また、企業内でSEO業務を完結させるインハウスにおいても、広告費をSEO対策へ移行させる動きがみられ、対前年25%増の84億1千万円へと伸長した。
アウンコンサルティングは、2010年のSEO市場規模は190億円規模となり、2013年には265億円規模へと成長すると予測している。
【関連記事】
・SEOに求めるのは「順位」より「成約」 企業のマーケ担当者の半数以上がSEO会社に不満
・アウンとディー・ワークス、モバイルSEOに特化した計測機能を開発
・アウン、香港SEMコンサルティング会社と提携