SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ほぼ1日中携帯を使い続ける高校生
【ADK・デジタルメディアと生活者2010】

PC派とケータイ派、その消費意識の違い

 今回の調査は、昨年5月に1都3県の12~69歳の男女を対象に行われ、1万963サンプルを回収した。インターネットにアクセスする手段としてPCを使う「PC派」、携帯電話を使う「ケータイ派」のうち、ケータイ派が多い18~24歳男女でも、PC派が86.4%と圧倒的多数を占めている。

“PC派 vs ケータイ派”人数構成
(18歳~24歳 n=1,547)

 PC派とケータイ派の消費意識や消費行動を比較すると、PC派は「実用的なもの」を選び、「性能・機能重視」の傾向があり、「古くても使えなくなるまで買い替えない」「調べてから買う」などの慎重さが見られた。またケータイ派はショッピング自体を楽しみ衝動買いも辞さないが、デザインや流行に敏感で、クチコミ傾向も高いなどの特徴がある。

18歳~24歳(n=1,547)の消費意識・行動を
PC派とケータイ派で比較

1日の時系列で見る、メディア接触状況

 利用の多い上位3つのメディアを1日の生活時間流れに沿って分析したところ、ターゲットごとにメディア接触状況が大きく異なっていることがわかった。たとえば、高校生はほぼ1日中ケータイを利用しているが、男子高校生は放課後から寝るまでの間は、友だちとのおしゃべり、パソコン、テレビとの接触が多くなっている。

生活時間におけるPCとケータイの使い分け実態
男子高校生(上)と女子高校生(下)

 また、30・40代の男性(配偶者あり)と同年代の有職女性を比べると、高校生よりも大きく携帯の利用が減り、限られた時間に効率的にメディアを使い分けている様子がうかがえる。

生活時間におけるPCとケータイの使い分け実態
30・40代配偶者あり男性(上)と30・40代有職女性(下)

 50代以上の男性と女性では、携帯が上位に来ることはまったくなく、テレビ、新聞が浮上。男性は日中ラジオの利用が増えているのが特徴的だ。

生活時間におけるPCとケータイの使い分け実態
50代以上男性(上)と50代以上女性(下)

【関連記事】
「寝る直前まで携帯」9割、入浴中もメール、高校生の携帯電話ライフ
2009年、マス4媒体は5年連続で前年割れ
自治体のインターネットサービスを最も利用しているのは40代女性
忙しすぎる30代、テレビ依存度が最も低い世代に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2010/03/02 13:52 https://markezine.jp/article/detail/9742

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング