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月間 150,000人が利用する「無料SEOツール」の効果的な活用法

 数々の無料SEOツールを公開している株式会社ディーボ。これらの無料SEOツールを利用するユーザー数は月間15万人にのぼるという。今回の記事では3つの無料SEOツールを用いてSEO対策の作業効率を上げる効果的な活用法を紹介していく。

SEOのPDCAとは

 具体的な無料SEOツール活用法の前に、SEO対策をする上での運用の流れを確認したい。ご存知の通り、よく活用されるマネジメントサイクルとして「PDCA」があるが、SEO対策に置き換えると以下のようになるだろう。

  • 計画(Plan)…自社サイト・競合サイトを調査し、施策内容を計画
  • 実行(Do)…施策実行
  • 評価(Check)…検索順位の確認・施策内容を評価
  • 改善(Act)…施策の継続、修正、破棄を決定

 【注】上記はSEOキーワード選定が終わった段階の一般的なPDCA

 この記事で紹介する無料SEOツールの提供元である株式会社ディーボでは、PDCAの各フェーズで活用できるSEOツールを提供しているが、その中でも最も需要が高い「計画(Plan)」「評価(Check)」のSEOツールを紹介していこう。

計画(Plan) 無料SEO診断ツール「itomakihitode.jp」

 「計画(Plan)」の中で、実際にSEO対策の施策内容を計画する際に必要なのは「自社サイトと競合サイトの調査」だ。まずは自社サイトと競合サイトの状況を把握しなければ、施策の計画を立てることができない。経験に乏しいSEO担当者は、まずここで「どうすれば効果的で、効率的な調査ができるかわからない」という事態に陥る。また、検索エンジンでいろいろなSEOツールを探し、ツールを使っていても調査対象の全体を俯瞰するのがなかなか難しい。

 この課題を解決してくれるのが無料SEO診断ツールの「itomakihitode.jp」だ。

itomakihitode.jpの特長

 itomakihitode.jpの特長は「自社サイトと競合サイト上位10件の平均が視覚的に比較できる」という点に尽きる。

itomakihitode.jpの診断結果とレーダーチャート
itomakihitode.jpの診断結果とレーダーチャート

 自社サイトと競合サイトの調査はitomakihitode.jpのこのレーダーチャートを見れば自社と競合の差が大体わかるようになっている。このレーダーチャートは8項目あり、被リンク数やキーワード比率、ドメイン年齢といったSEOの指標として代表的なものばかりで無駄がない。

 これで競合との差をイメージしながら詳細の診断データを見ていけば、ポイントを絞ってSEO施策を計画することができるだろう。

itomakihitode.jpの診断内容

 itomakihitode.jpは無料ながら、SEO対象のURLとキーワードを入力するだけで、以下のように自社サイトと競合サイトのSEO情報を俯瞰するには十分な情報を提供してくれる。

  • Yahoo! JAPAN、Google、Bingの検索順位
  • titleタグ、meta description、meta keywordsの内容とキーワードの強調表示
  • 自社サイトと競合上位10件平均のSEO要因状況レーダーチャート
  • 自社サイトのキーワード出現状況グラフ
  • 以下の項目の自社サイトと競合サイト上位10件平均値、および診断内容表示
  • ページランク、Yahoo!カテゴリ、ドメイン年齢、インデックス数
  • 被リンク数、被リンクドメイン数
  • 総単語数、内部発リンク数、外部発リンク数
  • キーワード比率(titleタグ、meta description、meta keywords、ページ全体)
  • キーワード出現数(titleタグ、meta description、meta keywords、ページ全体)

 自社サイトと競合サイトの調査は、まずitomakihitode.jpのレーダーチャートを見て自社と競合の差を把握。次に劣っている部分について、上記のように表示される詳細データを確認し、SEO施策の計画を立てる。このフレームワークで調査を実施すれば、手順に迷うことなく情報収集作業コストも圧縮されることだろう。

 自社サイトと競合サイト上位10件の平均が視覚的に比較できる「itomakihitode.jp」の詳細はサイトでご覧ください。

次のページ
計画(Plan) 無料被リンクチェックツール「hanasakigani.jp」

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2010/05/17 15:36 https://markezine.jp/article/detail/10314

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