調査結果概要
調査結果より、ソーシャルメディア利用者はインターネット利用者の9割超を占めることがわかりました。また、ソーシャルメディア利用者のうち積極的に投稿しているソーシャルメディア投稿者(以下、投稿者)は約3割にのぼり、女性に多いことが特徴となっています。投稿者は情報発信や収集に積極的で、自分が良いと思うものを人にクチコミする際もSNSなどのソーシャルメディアを利用している傾向がみられます。また、投稿頻度も高く、SNSやミニブログ(Twitterなど)へ毎日投稿しているユーザーはSNSでは約3割、ミニブログでは約4割にのぼりました。
一方、ソーシャルメディアユーザーが閲覧している日記・コメントは、SNSでは「実生活の友人・知人」の投稿によるものが最も多いのに対し、ミニブログでは「役立つ・参考になる情報を書いている人」が最も多く、コミュニケーションよりも情報収集を目的としている様子が伺えます。また、定期的にミニブログへ投稿しているユーザーの約2割は企業による発信も読んでいるという傾向があり、企業は投稿者が発信しやすい情報・体験をミニブログで提供することで、バズマーケティング効果がより高まるものと推察できます。
調査結果のトピック
- インターネットユーザーの9割超はソーシャルメディアを利用
- 投稿者は情報発信するだけでなく、情報収集にも積極的
- 投稿者の3人に1人はブログ、4人に1人はSNSでクチコミを伝達
- SNS、ミニブログともに投稿頻度は「毎日」が最多
- SNSはコミュニケーションツール、ミニブログは情報収集ツール
SNS、ミニブログ、Q&Aサイト、製品・サービスのレビューサイト、ショッピングサイトのレビュー、ブログ、動画共有サイト、画像共有サイト、企業サイト内のコミュニティ、ナレッジ共有サイト
調査概要
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査対象:15~59歳の男女 ※調査会社が保有する調査パネル
- 有効回答数:1000サンプル
- 調査日時:2010年3月2日~3月5日
- 割付条件:性年代別のインターネット利用人口比率を、「平成21年8月総務省全国男女別推計人口」の性年代別比率を元に算出し割付を行った
※インターネット利用比率は総務省「平成20年通信利用動向調査」を参照
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