株式会社CGMマーケティングが、自身のブログサイトへ広告掲載を望むブロガーと、そのブログへの広告掲載を求める広告主とをネット上で橋渡しするマッチングサービス「AD-Butterfly(アドバタフライ)」のβ(ベータ)版サービスを6月上旬に開始すると4月25日発表した。シックス・アパート株式会社など複数の大手ブログサービス会社の他、共同出資会社である大手広告代理店の株式会社電通、株式会社アサツー ディ・ケイ、株式会社サイバー・コミュニケーションズと協力し、ブログへの広告配信のテストマーケティングを広告主のナショナルクライアント50社(予定)と実施する。
アドバタフライのサービス開始には、ブロガーによるブログの登録が不可欠。CGMMはアドバタフライを活用したテストマーケティングに先立ち、まずブログ・ソフトウェア大手のシックス・アパートと協力し、4月25日から同社のブログ・ソフトウェア「Movable Type(ムーバブル・タイプ)」の利用者に限定したアドバタフライへのブログ登録受け付けを実施する。5月15日からは複数の大手ブログサービス会社と協力し、ブログ登録キャンペーンを展開する予定だ。
登録されたブログについては、アドバタフライが媒体価値(BAR=ブログアドランキング)を算出。日本最大級のブログ検索サービスを提供する株式会社テクノラティジャパンの技術などを活用し、他のブログからの被リンク数や記事の更新頻度、ページビューなどのブログデータを総合的・中立的に判断する。BARは広告主がブログを選ぶ際の重要な指標となる。
従来の広告マッチングサービスや検索サービスを媒介としてブログに配信される広告については、配信される広告内容をブロガーが選べず、一方的な形で広告が配信されることがあり、ブログの内容と関係のない広告は、ブログの読者にも認知されない傾向があった。アドバタフライは、ブロガーと広告主の双方が広告掲載に合意していることが前提となる米国発の考え方である「セルサイドアド」の手法をいち早く取り入れたマッチングエンジンで、ブログの内容と広告とのミスマッチを避けることができるという。詳しくは下記サイトへ。
プレスリリース:広告マッチングサイト「AD-Butterfly」を開設
サービス開始にはブログの登録が必要で、ベータ版サービス提供に先立ち、シックス・アパートのブログ・ソフトウェア「Movable Type(ムーバブル・タイプ)」の利用者に限定した先行登録が4月25日より開始される。また専用プラグインをダウンロードして「AD-Butterfly」に申し込み、登録完了した方の中から、先着で500名様にAmazonギフト券をプレゼントされるキャンペーンも実施している。
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