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MarkeZine編集部が行く!ネットショップオーナー探訪

ド根性主婦しのっちが超人気ネットショップを生むために使った7つの秘策(後編)

 ネットショップを運営しながらこれらの事実に突き当たった私は、ある程度の売上げの時点で、これ以上売り上げると人を増やさなければならない、経費が増えてしまう、という時点を見極め、それ以上売らないというようにしています。物販ではなく、職人を使った手作り物を扱っているので、スタッフにとって良い環境を作るようにしています。また外注に頼む手段もありますが、シリアルマミーのブランド力を下げてしまいます。

 もともと食べ物なのでそう多くは作れないですし、少ない人数で抑えようとすると今度はスタッフの疲労が極限に達し、ストレスがたまってしまいます。すると仕事が粗雑になり、クレームが多くなってしまうという悪循環に陥ります。売れればいいというわけではないのです。

 売上げを一定に保つにはなかなか難しいのですが、メルマガなどの販促活動の加減によりバランスをとっています。実店舗も同じだと思いますが、商売を一気に拡大すると散るのも早いような気がします。長く息を続けるにはブランドを保ちながら高い顧客満足を得ていくやり方が良いと思います。これも主婦的な感覚でしょうか。

 自分ひとりでできる範囲でやるのがいいのではないでしょうか。ですからネットショップは主婦ひとりでやったり、会社員が副業でやるのに向いているとも言えるでしょう。おまけのような話ですが、サイトに「受注が殺到しているため、売り切れ中です」などと載せると逆に人気が出ます。一人でやっていたので、さばききれなかったのです。お客さんのクレームが怖いために、そうホームページに載せたら余計注文が増えたという事実がありました。行列が行列をつくるというものでしょうか。

 今回披露させていただいた情報が、ネットショップの皆さんの助けに少しでもなれたら幸いです。お互いに頑張りましょう!

応援してま~す!

ド根性主婦しのっちが超人気ネットショップを生むために使った7つの秘策(前編)はこちら

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/05/18 08:00 https://markezine.jp/article/detail/1151

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