SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

村上龍、電子書籍制作会社を設立
電子書籍ビジネスのコスト透明化、効率性を追求

 村上氏が編集長を務めるメールマガジン「JMM(Japan Mail Media)」のサイトで、村上氏はこれまでかかわった電子書籍化の経緯と今後の展開についての文章を公開した。

 村上氏は、長編小説「歌うクジラ」の連載終了後、自身のメールマガジン「JMM」の運営・配信を行う会社グリオと組んで電子書籍化を行い、今年の7月に「歌うクジラ」iPad版を完成。しかし、電子書籍の制作を進めるに当たって、村上氏は「出版社と組むのは合理的ではないと思うようになった」という。その理由の1つは、出版社には自社で電子化する知識と技術を持っていないこと。もう1つは、ある出版社と組んで電子化を行うと、他社の既刊本を扱うことができず、各書籍の出版社と協力体制を作らなければならないことで、いずれも作業の非効率性を指摘している。

 村上氏はこれらを踏まえたうえで、グリオと組んで新会社「G2010」設立を決意。村上氏は、電子書籍化におけるコスト構造を明確にし、公平な利益配分を実現することにも意欲的で、今回発表されたテキストの中でも多くの数字を明らかにしているが、今後は電子化にかかるすべてのコストを公表するとしている。

【関連記事】
講談社、海老蔵本のiPadアプリ版にシェアリーディング機能
ダイヤモンド社、電子書籍「もしドラ」「適当日記」のヒットでDL合計30万件
角川、iPad/iPhoneアプリを12月に提供

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2010/11/05 10:55 https://markezine.jp/article/detail/12341

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング