大人気のエッセイとラッピング講座が、SEO的に大成功!
オーダーメイドのリボン専門のネットショップを担当するにあたって、他のリボンやラッピング関係のネットショップと、どのような差別化・独自化を図っておられますか?
他店で売っている無地リボンではなく、あくまでもオーダーメイドのプリントリボンに絞っているのが特徴であり、差別化につながっていると思います。また、価格と納期対応については、お客様からお褒めの言葉をいただいていおります。
差別化という点で重要になってくるのが情報発信ですが、内田さんはメールマガジン「おしゃべリボンNEWS」を発行しています。このメルマガについて教えてください。
「おしゃべリボンNEWS」の主な内容は、ショップからの重要なお知らせや、サイトで紹介しているお客様のリボンの活用例「お客様ギャラリー」更新情報、「リンク」いただいたサイトのご紹介、「ラッピング講座」の更新のお知らせ、スタッフの雑談などです。発行頻度は月1回。発行部数は15,000部強となっています。
「ラッピングコーディネーター五味栄里によるラッピング講座とエッセイ」は、ラッピングの手ほどきから季節の話題まで幅広いテーマガ魅力ですが、ボリュームもすごいですね。
このコーナーは、サイトオープンの時から毎月かかさずに更新しています。五味栄里さんは、伊勢丹、松坂屋、丸井、サティ、エステーローダー、ユニーなどをはじめとして、全国の主要百貨店、量販店、企業の講師として長年ラッピングの指導にあたっている方で、雑誌やテレビなどでも活躍されてます。
メールマガジンで更新のお知らせをすると必ずアクセスして読んでくれる方が多いので、気に入ってもらっているコンテンツであろうとは思っています。
人気コンテンツ、「ラッピングコーディネーター五味栄里によるラッピング講座とエッセイ」。
五味先生は、ビデオ「五味栄里のラッピング教室」も好評発売中。

「桜の花形ラッピング」や「クリスマスラッピング」など、季節やイベントを意識したいろいろなラッピングの方法がていねいに解説されていますね。また、パリの情報やギフトショーのレポートなども織り込まれたエッセイも、とても楽しめます。このコンテンツを見にやってくるお客様も多いのでしょうか。
元々リボンを買っていただいたお客様へのアフターフォロー用のコンテンツだったのですが、今では新規顧客を誘導してくれるコンテンツになっています。なぜなら、「リボン」という単語より「ラッピング」とか「リボンの結び方」というキーワードで何かを探されている方の方が圧倒的に多かったのです。
元々リボンなど買う気はなく、ただラッピング方法を知りたかっただけなのに、当店にたどり着いてしまって、思わず買ってしまったというようなお客様も多いようです。また、お役立ちサイトとして他サイトからリンクされやすいのもこのコンテンツのおかげと思っています。意図したわけではなかっただけに、SEOに役立つことになって嬉しい誤算でした。
「キラーコンテンツの重要性」を如実に示す好例ですね。それを、サイトオープン時から毎月欠かさずに更新してきたということのは、そのご苦労がわかるだけに感嘆しました。では、続く
後編で、さらにネットショップの運営の舞台裏についてうかがっていきたいと思います。