以下、筆者 = 原、MarkeZine編集部 = MZで表記。
まずは、現状FAQページの問題点を洗い出し
改善ポイントその1:誰に見てもらうのかを意識すること
まず、このページはログインしないとFAQページが見られないようになっていますが、ページを閲覧している全てのユーザーに疑問を解消してもらおうと思ったら、会員ページじゃないほうがよいですよね。誰でも見られる、ページの見やすい場所に入口を置いてあげるとよいでしょう。
改善ポイントその2:専門用語はなるべく控えること
多くの人が作り手の視点で書いてしまうので、どうしても、その業界の専門用語を使ってしまいがちです。ただ、これは読んでいるユーザーの頭の中にクエスチョンマークが出てしまい、ストレスを感じてしまうことになります。このFAQで言うと「サブセット」や「RSS」など、分からない人がいるかもしれない言葉は、別の言葉に置きかえるか、適宜解説を入れてあげると親切でよいでしょう。
改善ポイントその3:ビジュアルを多用すること
操作などを案内する場合、文字情報だけだと非常に分かりにくくなってしまいます。ユーザーにアクションを起こしてもらいたい場合には、その画面の画像を貼るなど、分かりやすく見せる工夫をしましょう。
改善ポイントその4:更新時期を定例化すること
一番下に更新日が書いてありますが、“2009年6月12日”ということで、2年近くも前ですよね。この日付を見られてしまうと、「情報が古い」「動きがない」「力を入れてない」といった印象を持たれてしまい、良い状態とは言えませんね。
また、「FAQに力を入れていない=ユーザーに優しくない」という印象を持たれてしまうケースもあります。ユーザーのためにと作ったはずのFAQが、マイナスに作用してしまうのです。ですから、更新時期はできる限り定例化して、コンテンツを随時追加してあげる必要があるのです。