インターネットメディア総合研究所は、岩手県、宮城県、福島県を除く44都道府県で、自宅からインターネットを行っている13歳以上の個人を対象に、5月下旬にインターネット利用動向調査を行い、約3300人から回答を得た。
一部公開された資料によると、スマートフォン市場は拡大が続いており、スマートフォンの所有率は昨年の6.5%から14.8%へと大きく上昇。若年男性だけでなく女性にも広まっている。また、購入を検討している層も33.1%と昨年のほぼ2倍となっている。
ソーシャルメディアは、ツイッターに代表されるマイクロブログの利用率は16.2%で、昨年から6.5ポイントの上昇となっている。一方、SNSの利用者は昨年から10.8ポイント上昇し32.1%に達している。利用サービス(複数回答)では、「mixi」(84.1%)が突出している状態は昨年と同じだが、「GREE」「Facebook」が25.7%で続いている。
電子書籍・電子雑誌・電子新聞の利用率は17.9%(無料のものを含む)。「今後利用する可能性がある」と回答したネットユーザーは17.5%で、利用したい端末は、パソコン(58.6%)に続き、「スマートフォン」(42.9%)、「タブレット端末」(29.4%)となっている。
調査の詳細なデータは、CD-ROM版『インターネット個人利用動向調査2011』として30日に発売され、7月29日には調査の一部を含む『インターネット白書2011』が発売される。
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