東日本大震災によって、被災地3県では23.6万台の車両が津波被害により流出しており、中古車不足により価格の高騰が発生している。「カーセンサー」は中古車情報を扱う事業者として、眠っているクルマを掘り起こし、「復興支援のために働くクルマ」を大量に被災地に届けるプロジェクトを立ち上げ、全国の中古車販売店や関連企業の協力を得て、計200台を目標に中古車両を被災地支援にあたるNPO団体へ寄贈する。
プロジェクトの公式サイトでは、被災地の様子や中古車を提供する関係者のインタビュー、提供先のNPOの活動レポートなどを公開。すでに8月1日には、3台の中古車を2団体に提供する納車式が行われており、その模様もサイトに掲載されている。
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