- 時期:2011年
- 国名:イスラエル
- 企業名:Coca-Cola
- 業種:飲料
イベント参加中の思い出をその場で手軽にFacebookに投稿するデバイス
本日は、イスラエルのコカ・コーラ社によるFacebookとリアルを連動したキャンペーンを紹介します。テーマは『Summer Love FaceLook』です。
キャンペーンコンセプト
『夏の思い出作り・思い出の共有をコカ・コーラがバックアップ』 = “夏の思い出はコカ・コーラとともに”
施策内容
イスラエル コカ・コーラでは、プールや遊園地、ライブ会場といった夏ならではのスペースで、10代の若者をメインターゲットとした様々なイベントを展開しています。同社はこれらのイベント会場において、ユーザーの写真をFacebookのウォールに自動投稿してくれる端末、『フェイスルック・マシーン』を設置しました。
この端末の使い方は、いたって簡単。まずは、『フェイスルック・マシーン』のディスプレイにタッチして、自分の顔を登録します。登録の過程で、Face.comの顔画像認識APIを用いた本人の判別が行われます。そのため、Facebookの自身のアカウントで顔写真を登録・公開しておく必要があります。
これにより、ユーザーは「自分の顔」と端末ディスプレイへのタッチだけで、自身のFacebookのウォールに、その時の顔写真とコメントを投稿することができます。
加えて、端末が設置されている場所に最も近いアトラクションに関連する画像や情報などを、顔写真とともに、簡単にウォールへ投稿できる仕組みになっています。つまり、ジェットコースターの迫力のある写真などを、自身で撮影しなくても簡単にウォールに投稿できるというわけです。
ユーザーは、イベント会場に来て“テンションがあがっている状態”で、『楽しんでいる思い出の写真』をFacebook内にいる友人たちに、“ホットなまま”共有することができます。
結果
数万もの人々が『フェイスルック・マシーン』を活用して、「夏の思い出」をFacebookの友人たちに共有したそうです。
顔認識の技術やFacebookといった最先端のテクノロジーを、昔ながらのイベントと巧妙に融合したケースです。「イベント会場で盛り上がっている瞬間」ならではの、“ホットな共有”ができるのかもしれませんね。
プロモーションの模様がわかる動画はコチラ
引用元サイト
- FaceLook: Coca-Cola’s Facial Recognition App:digitalbuzzblog
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:ブログタイムズBLOG