- 時期:2011年8月
- 国名:UK
- 企業名:Frijj
- 業種:飲料
WebCamと顔認識システムを使った次世代にらめっこ
今回は、欧米諸国で利用者が増えてきている“WebCam”(ウェブカメラ)を活用したプロモーションを紹介します。イギリスのミルクブランド「Frijj」が、新商品(新しい味のミルク3種類)の発売に合わせて仕掛けた『You LOL you LOSE!』(笑うと負けよ!)というプロモーションです。
プロモーション背景
「Frijj」の新商品が「ハチミツ・チョコスワールミルク」「ジャム・ドーナッツミルク」「キャラメル・プディングミルク」という「消費者の度肝を抜くほど変わった味のミルク」のため、これらの新商品を飲んでも消費者が“ビックリしない”ように、『消費者の予期しない変わったことが起きた際の耐性(ビックリしないで澄ましていられる)』を鍛えることに、主眼を置いたプロモーションが企画されました。
施策内容
上記の背景から企画されたのが、『You LOL you LOSE!』というゲームです。「Frijj」の特設サイトにアクセスすることで楽しむことができます。
このゲームは「Frijj」が用意した面白ビデオやかわいい動物のビデオ、ドッキリビデオをユーザーが見て、笑ったり、驚いたりしたら、その時点で負けになる、というシンプルなものです。
ゲームの具体的な楽しみ方は次のとおり。まずは、前述の特設サイトにアクセスします。
続いて、自身のWebCamをセッティングします。
そうするとゲームがスタートし、次々と流れる面白映像に「澄ました顔」のままでいるよう求められます。
ここで笑ってしまったり、驚いたりするとその時点でゲームオーバーになります。笑ったかどうかは、WebCamと「顔認証・検知システム」を用いて診断されます。
ゲームオーバーになると、「笑ったり、驚いたりした瞬間の顔写真」と「澄ました顔で耐えた秒数」(スコア)を、自身のTwitterやFacebookに投稿して、友達に共有することができます。
PCの前にいるユーザーのリアクションを把握できると、インタラクティブなプロモーションの幅が非常に広がりそうです。
プロモーションの模様をまとめた動画はコチラから
参考までに、その他のWebCamを活用したプロモーションをいくつか紹介します。
引用元サイト
- You LOL you lose:ADVERBLOG
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:ブログタイムズBLOG