ネットレイティングスは、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査の7月のデータをまとめた。今回は「Ameba(アメーバ)」「mix(ミクシィ)i」「pixiv(ピクシブ)」の3つのSNSを比較して分析を行っている。7月の各サービスの利用者数は以下のとおり。アメーバが2641万人でトップとなった。
イラスト特化型SNS「ピクシブ」の利用者数は、2位「ミクシィ」の1403万人に遠く及ばない399万人。しかし、その他の項目で健闘しており、特に1人あたりの平均月間利用時間と平均月間ページビューは、ミクシィやアメーバを上回る結果となった。
訪問者構成を見ると、インターネット全体と比較して特に30才未満の訪問者の占める割合が高い。ネットレイティングスは、「大手SNSがより汎用的な機能拡張をする中、ピクシブはほぼ“イラスト”のみにサービスの内容を特化させている。このような特定の趣味嗜好に特化したSNSは、その分野で非常にロイヤルティの高いユーザーを獲得できる可能性がある」と分析している。
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