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スマートフォン向けEメール配信を実現するには?
メーラー事情からメール制作・配信時のチェックポイントまで

2011/10/11 11:00

 スマートフォン向けEメールマーケティング”の潮流やクリエイティブを紹介する本連載。第2回目となる今回は、現時点で“スマートフォン向けEメールでできること”と実現するに当たっての課題をご紹介いたします。

スマートフォンのメーラー事情

iPhone/iPad向けに最適化したサンプルメール
iPhone/iPad向けに最適化したサンプルメール
iPhone/iPadの標準メーラー「メール(Mail.app)」
iPhone/iPadの標準メーラー「メール(Mail.app)」

 前回の記事では、当社で“iPhone/iPad”向けに最適化したメールマガジンのサンプルを紹介しました(第1回:スマートフォン向けEメールマーケティング最新動向 ― ユーザー傾向と実現可能なクリエイティブ)。

 このサンプルは、“iPhone/iPad”に標準でインストールされている“メール(Mail.app)”という電子メールアプリケーションで表示した際に、違和感なく、指でタップしやすいように制作されたものです(以下、電子メールアプリケーションの総称をメーラーと表記)。

 しかし、スマートフォンでは、Appleの提供する「iOS」以外にも、シェアが急拡大しているGoogleが提供する「Android」への対応も考慮しなければなりません。OSが異なれば、当然仕様も異なるため、メーラーでのメール表示のされ方にも違いが出てきます。そのため、スマートフォンに向けたEメールマーケティングを実施する際は、各OSにインストールされているメーラーを意識しておく必要があるのです。

 それでは、ここで代表的なOS「iOS」「Android」搭載のスマートフォンのメーラーを整理します。下表の通り、スマートフォンの標準メーラーは、7種類に分類できます。

表:スマートフォンの標準メーラー種別
表:スマートフォンの標準メーラー種別

 「iOS」のメーラーは、“メール(Mail.app)”と、“SMS/MMS”の2種類しかありません。

 しかし、「Android」では、パソコンなどで利用しているPCメール(Yahoo!メール、Hotmailなど)・Gmailに加えて、「docomo」「au」「SoftBank」の各キャリアに標準でインストールされているSMS/MMSを受信できるメーラーがあります。そのため、合計で5種類のメーラーが存在します(※注1)。

※注1

 スマートフォン端末によっては搭載されていないメーラーもあります。

 今のところ「iOS」の“メール(Mail.app)”がHTML5やCSS3にも一部対応していて、最も表現豊かなメールマガジンを送ることができます。一方、その他のメーラーはCSSが利用できないものもあるため、同じメールを配信しても、受信者の環境によって表示のされ方が異なります。次節では各メーラーでの表示の違いを見ながら、それぞれの特徴を説明します。

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