SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

スマホ広告配信ツール最新動向(AD)

アドネットワークの在庫切れ問題などを解決―スマートフォンアプリ/Webメディアの収益を最大化する「AdStir」

収益最大化機能とアドサーバ機能を備える「AdStir」

 AdStirには大きく2つの機能がある。先に触れたアプリ開発者/Webメディア運営者の収益を最大化するイールドオプティマイゼーション機能(※)と、純広告や自社広告を配信するためのアドサーバの機能だ。

 イールドオプティマイゼーションの機能は、アドネットワークの乱立によるアプリ開発者/Webメディア運営者の悩みを解消する一助になるだろう。

 「最も収益性の高いアドネットワークを探す」ために、複数のアドネットワークの広告を同時並行で配信できる機能が含まれている。アドネットワークごとに配信可否/配信比率を設定して比較・検討することで、収益が最大化されるアドネットワークの組み合わせを手軽に探ることができるようになる。

 また「広告の在庫切れ」という問題に対しては、広告在庫を検知する機能が役に立つ。在庫切れになったら、並行配信中の他のアドネットワーク広告が自動的に配信される。仮に並行配信中のアドネットワークがすべて在庫切れになっても問題ない。普段は広告配信をしていないアドネットワーク広告を、事前に決めた優先順位に従って配信させることができるのだ。

 もう一方のアドサーバ機能は、iPhone/android用の純広告・自社広告を手軽に配信できるようにするもの。掲載期間保証型、インプレッション保証型、クリック保証型といった課金形態での設定に対応。ユーザーの端末種類(iPhoneかandroidか)や所在地(日本国内か国外か)ごとに配信設定を変更できるようになっている。

しかも利用料金は無料。客先での反応は前向きな声ばかり

ngi group株式会社
メディアプラットフォーム事業部
事業部長 植雄平氏

 機能面の優位性以上に、AdStirの特徴になっているのは、利用料金が無料だということ。

 同社メディアプラットフォーム事業部の植雄平事業部長は「アプリ開発者様やWebメディア運営者様に収益を増やしていただきたい」という思いから無料提供することを決めたと話している。

 「収益の最大化を図るためのツールに対して、お客様からのニーズを感じていました。AdStirはそのニーズに応えるために開発したものです。

 まずは在庫切れによる配信ロスを無くさなくてはいけません。配信ロスの多かったアプリ開発者様やWebメディア運営者様などでは非常に大きな改善効果が見込めます。

 配信ロスをゼロにできていたとしても、AdStirを導入していれば、純広告が入った場合にすぐ切り替えられます。近日アドサーバ機能として、アクセスしてきたスマートフォン端末のキャリアを判別する『キャリア識別配信』を実装予定です。これにより『キャリアターゲティング配信』や『キャリア端末ターゲティング配信』等が可能になりクリック単価が高めのターゲティング案件の配信にも対応できるようになります。より高単価の広告を載せることで収益増が期待できるでしょう。

 営業活動をしていて、アプリ開発者/Webメディア運営者の方々からは、われわれの想定していたとおりの反応が得られています。マイナスで評価されたことはありません。基本的には『導入しよう』というお話をいただいています」(植氏)

※イールドオプティマイゼーション機能……複数のアドネットワークの収益を最大化させるよう広告を配信する仕組み

次のページ
利用者の収益最大化と、導入・運用時の利便性を追求

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
スマホ広告配信ツール最新動向連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/10/11 11:00 https://markezine.jp/article/detail/14432

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング