株式会社イマージュ Jコンテンツ事業部マルチメディア部マネージャー
山下 省三さん
2004年に株式会社シムリー(現 イマージュ)に入社、2005年に事業部から子会社化した株式会社アイムに転籍し、Webサイトの運営、Webマーケティングを担当。2008年から海外事業を兼任し、2011年には国内・海外のマーケティング全般を担当。株式会社イマージュの新規事業立ち上げも兼任する。
濱門 正樹さん
2008年に株式会社アイムに入社、WEBマーケティングを担当。2011年には、国内のソーシャルメディアの統括も兼任する。
国内外の顧客とのコミュニケーション手段としてソーシャルメディアを活用
Q. 現在ライスフォースブランドで運用しているソーシャルメディアについて教えてください
濱門: TwitterとFacebookページに加え、リリースと同時にmixiページも開設しています。外部の方にコンサルティングをしていただいていますが、運用はすべて社内で行っています。
山下:Facebookに関しては、国内に先行して昨年10月から海外向け(英語版)ページの運用を開始しました。先に海外向けのFacebook活用を始めたのは、ライスフォースの商品をハワイのカハラリゾートのスパに卸すことが決まったことがきっかけです。海外に渡航する機会がよくあったので、Facebookがマーケティング活用されていることは知っていました。ファン数は海外向けの方が多いですね。
Q. 各ソーシャルメディアの使い分けや誘導方法は?
濱門:まだ模索している段階ですが、互いに行き来できるようにはしています。Twitter/Facebook/mixiはほぼ同じ情報を出しているので、どこか一カ所に集中させるというよりは、間口を広げているというイメージです。広告もFacebookのスポンサー広告を少し出しているだけで、ほとんどがクチコミで来てもらっています。
Q. ソーシャルメディアを積極的に活用される理由は何ですか?
濱門:お客様とコミュニケーションをとりたいというのが一番の理由です。通販サイトでは、一方的なコミュニケーションに偏りがちで、お客様とのコミュニケーションの場が少ないので。
山下:通販における顧客との接点に関して、従来の「はがき/FAX/電話」というツールから次第に「メール」へとシフトしてきていて、さらにその先にあるのが「ソーシャルメディア」だと思っています。事実、英語版のFacebookページでは多数の質問をいただいており、コンタクトセンターに近い形になってきています。日本版も少しずつユーザーからの書き込みが増えてきて、国内のFacebookの使い方も変化している印象がありますね。