カンター・ワールドパネル・コムテックの調査によると、昨年のクリスマスまでの3か月の間に、アップルの米国でのシェアは44.9%、Androidは44.8%となり、僅差でアップルが1位となった。人口の48.9%がスマートフォンを持っている英国市場においてもアップルはシェアを伸ばしており、前年の22.0%から34.0%となっている。
調査対象となった9か国でiPhoneはAndroidよりも高い伸び率を示している。しかし、ラテン・アメリカでのAndroidのシェアは大きく、ブラジルで28%、メキシコで20%。ブラジルとメキシコは合計すると3億以上の人口がある。100ドル未満の低価格の端末を投入できる、ファーウェイやZTEなどのアジアのメーカーも、この地域での販売に注力することになりそうだ。
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