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初心者Webマーケター向けリスティング広告入門

Webマーケティングにリスティング広告を使おう【1】
検索連動型広告、コンテンツ連動型広告の役割分担

 初心者Webマーケター向けに、リスティング広告について解説します。実践編第1回は、検索連動型広告、コンテンツ連動型広告の役割分担についてです。

顕在ターゲットへアプローチしやすい検索連動型広告

 検索するユーザーは、「何かが欲しい・何かを調べたい」という欲求を持っています。そんな欲求に合わせて、表示できるのが検索連動型広告です。

 すでに関心のあるターゲットに広告が届くので、費用対効果の良い広告であると表現されることも少なくありません。場合によっては、「刈り取り型の広告」と表現されることもあります。

 ただし、当然のことながら、検索連動型広告は万能ではありません。「何かが欲しい・何かを調べたい」という欲求は、日常生活で何かしらが起きたり、コンテンツや広告を見て芽生えることが多いです。

 また、ユーザーが「検索」に費やす時間は、インターネットを利用する時間の中のわずか5%ほどだという調査もあります。検索連動型広告に触れる時間は、さらに少なくなるでしょう。

潜在ターゲットへアプローチしやすいコンテンツ連動型広告

 Google やYahoo!Japan と、配信パートナー契約をしているサイトがあります。そのサイトのコンテンツを閲覧している人に向けて配信できるのが、コンテンツ連動型広告です。

FXのマンガを読んでいるユーザーなら、投資関連の広告に関心があるはず

 インターネット利用時間の約95%は、コンテンツ閲覧に使われているそうです。そのため、コンテンツ連動型広告は、検索連動型広告よりも幅広いリーチをを持っているといえます。また、関連するコンテンツを閲覧しているため、広告に関心を持ってもらえる可能性が高くなるわけです。

 しかし、コンテンツを閲覧しているユーザーは、広告を見るためにサイトを訪問しているのではありません。そのため、「欲求」が生まれる前である可能性が高いです。コンテンツ連動型広告は、検索連動型広告のターゲットとは異なるということを忘れないようにしましょう。

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この記事の著者

阿部 圭司(アベ ケイジ)

アナグラム株式会社 代表取締役/フィードフォースグループ株式会社 取締役。大手アパレルメーカーを経て運用型広告の世界へ。リスティング広告やFacebook広告を筆頭とする運用型広告の領域が得意なマーケティング支援会社アナグラムを創業。その後、フィードフォースグループにグループジョイン後、現役職。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/02/07 08:00 https://markezine.jp/article/detail/15077

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