SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

最新調査レポート

スマートフォンサイトで好まれるユーザーインターフェイス【リサーチ】


メインバナーの表示方法による比較

 メインバナーの表現方法によるユーザー操作印象の変化を調査するため、ユーザーに以下の4パターンのサイトA、B、C、Dに実際にアクセスしてもらい、使い勝手について「最も良いと思うサイト」を評価してもらいました。

メインバナーの表示方法、年代によって好みに差

 複数のバナーを表示する場合、フリック+自動送りでバナーを切り替えるサイトA、フリック操作のみでバナーを切り替えるサイトB、自動送りのみでバナーを切り替えるサイトC、縦積みでバナーを全て表示するサイトDを比較したところ、サイトD(49%)が支持を集める結果となりました。

 性年代別に見てみると、男女共に20代~30代では、フリック操作の可能なサイトA、サイトBへの支持が40代に比べ高いことがわかりました。一方、40代では縦積みで一覧表示されているサイトDへの評価が半数を占める結果となりました。

 バナーの表示方法では年代が高くなるに連れて、操作を必要とせず、すぐに押せる表現が好まれると推察できます。

メインメニュー表示方法による比較

 メインメニューの表現方法によるユーザー操作印象の変化を調査するため、ユーザーに以下の3パターンのサイトA、B、Cに実際にアクセスしてもらい、使い勝手について「最も良いと思うサイト」を評価してもらいました。

全性年代を通じてグローバルメニューへの支持が高い

 グローバルメニューで表現したサイトA、ロゴ横でアコーディオンによるメニュー開閉で表現したサイトB、ロゴ横アイコン+商品画像表示で表現したサイトCで比較したところ、サイトA(67%)が高い支持を得ました。

 性年代別では、各性別世代とも大きな違いは見られないものの、女性20代、30代において、ロゴ横でアコーディオンによるメニュー開閉で表現したサイトBへの評価が低い結果(女性20代:11% / 女性30代:10%)となりました。

次のページ
複数コンテンツの表示方法による比較

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
最新調査レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室(カブシキカイシャアイ・エム・ジェイ アールアンドディーシツ)

IMJグループ では、デジタルマーケティングに関わる様々な情報を、多様な視点から調査・分析を行い、各種調査レポートを発信しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/05/09 12:54 https://markezine.jp/article/detail/15547

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング