メインバナーの表示方法による比較
メインバナーの表現方法によるユーザー操作印象の変化を調査するため、ユーザーに以下の4パターンのサイトA、B、C、Dに実際にアクセスしてもらい、使い勝手について「最も良いと思うサイト」を評価してもらいました。
メインバナーの表示方法、年代によって好みに差
複数のバナーを表示する場合、フリック+自動送りでバナーを切り替えるサイトA、フリック操作のみでバナーを切り替えるサイトB、自動送りのみでバナーを切り替えるサイトC、縦積みでバナーを全て表示するサイトDを比較したところ、サイトD(49%)が支持を集める結果となりました。
性年代別に見てみると、男女共に20代~30代では、フリック操作の可能なサイトA、サイトBへの支持が40代に比べ高いことがわかりました。一方、40代では縦積みで一覧表示されているサイトDへの評価が半数を占める結果となりました。
バナーの表示方法では年代が高くなるに連れて、操作を必要とせず、すぐに押せる表現が好まれると推察できます。
メインメニュー表示方法による比較
メインメニューの表現方法によるユーザー操作印象の変化を調査するため、ユーザーに以下の3パターンのサイトA、B、Cに実際にアクセスしてもらい、使い勝手について「最も良いと思うサイト」を評価してもらいました。
全性年代を通じてグローバルメニューへの支持が高い
グローバルメニューで表現したサイトA、ロゴ横でアコーディオンによるメニュー開閉で表現したサイトB、ロゴ横アイコン+商品画像表示で表現したサイトCで比較したところ、サイトA(67%)が高い支持を得ました。
性年代別では、各性別世代とも大きな違いは見られないものの、女性20代、30代において、ロゴ横でアコーディオンによるメニュー開閉で表現したサイトBへの評価が低い結果(女性20代:11% / 女性30代:10%)となりました。