商品詳細ページへのリンクによる比較
商品詳細ページへのリンク表現方法によるユーザー操作印象の変化を調査するため、ユーザーに以下の3パターンのサイトA、B、Cに実際にアクセスしてもらい、使い勝手について「最も良いと思うサイト」を評価してもらいました。
ブロック全体ではなく、タップ箇所を明確にした表現に支持
商品一覧ページにおける商品詳細ページへのリンクが、画像+テキスト(下線付)のサイトA、ブロック全体のサイトB、「詳細を見る」ボタンのサイトCを比較したところ、スマートフォンらしいブロック全体をリンク対象とした表現のサイトB(17%)よりも、「詳細を見る」ボタンのあるサイトC(50%)が上回る結果となりました。
また従来のフィーチャーフォンと同じ表現のサイトA(33%)もサイトCに次ぐ支持を得ており、リンク箇所に関してはスマートフォンであっても明確な誘導表示が必要と推測できます。
商品画像の表示方法による比較
商品画像の表示方法によるユーザー操作印象の変化を調査するため、ユーザーに以下の3パターンのサイトA、B、Cに実際にアクセスしてもらい、使い勝手について「最も良いと思うサイト」を評価してもらいました。
フリック操作での切り替え表現が女性20代で特に好まれる傾向
商品画像の表示する場合、前後の画像を小さいサイズで表示し、ボタンで画像を切替えるサイトA、フリックとボタンで画像を切り替えるサイトB、右側にサムネイルを表示し、サムネイル部分をボタンで上下に操作、サムネイルをタップすることで大きい画像を切替えるサイトCを比べたところ、サイトB(41%)が他2つをやや上回る結果となりました。
性年代別で見ると、女性20代では、サイトB(53%)に高い支持が集まっており、フリック操作での切り替えのしやすさが好まれていると推測できます。




