SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「もっとサンシャイン牧場」リリース!
女子力を活かしたソーシャルゲーム制作のウラ舞台

――「もっとサンシャイン牧場」について教えて下さい。

※画像はすべて開発中のもの

 「『サンシャイン牧場』を、もっと日本のユーザーに楽しんでいただきたいという思いから生まれた育成型ゲームです。『サン牧』は女性ユーザーが多いので、彼女たちに向けて、「もっと新しいカワイイを見せよう!」と、コンセプトはゆるキャラにしました。

 もともと、『サン牧』をリニューアルしようというところから始まったのですが、話が進むうちにいっそ新しいものを作ろうと。それで私がカンタンな企画を出したところ通ってしまい(笑)、プロデューサーをやることになりました。

 最も大きな特徴は、デコレーションのスペースを設置したことでしょうか。作物、動物を育てるスペースのほかに、犬小屋や建物などで牧場を飾り付けすることができます。3つも入るかなと思ったのですが、今までにないものを作りたい、他社の上にいってやろう!という思いから、全部詰め込んでみたら入ったというか。模様替えや衣装チェンジって、女性にとってはとても楽しいことですよね。育成以外にも楽しめる要素があるかは、重要なポイントだと思います。

 デコ以外にも、メインキャラクターの『ようこちゃん』がコスプレしたり、ハラペコ動物が遊びに来て作物を食べてしまったり、さまざまなイベントを仕掛けていきます。

 ほかの育成ゲームと大きく違うところは、『作物が枯れない』というところでしょうか。放置すると育つのが遅くなるのですが、枯れはしません。女性ユーザーは一生懸命育てた作物が枯れたら、悲しいですよね。それを防ぐために頑張るのではなく、旅行に行ってしばらく放置しても戻って来られる仕組みにしています」

――女性ユーザーのために、細かく気を配っているのがうかがえます。女性スタッフが活躍したということでしょうか?

 「もともと6人で始まったチームが、最後には17人になりました。制作が進むうちに企画職が女性だけになっていったのですが、『ここはこの人に聞こう!』というのが積み重なって自然になりました。

 また、日本スタッフだけでなく、北京のスタッフにも参加してもらっています。最初はスムーズに進まなかったのですが、関係が深まるほどスピードが上がり、機能が増えるようになってきました。『これじゃつまらないからやり直してほしい』と伝えても理解してもらえなかったのに、後半は『こんなことがしたい』と伝えるだけで、『こういう動きはどうだ』と提案してくれるようになったんです。ソーシャルゲーム作りには、コミュニケーションがいちばん大事だと実感しました」

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

 「タイトルのとおり、『サン牧』を超えた、『もっとサンシャイン牧場』になっています。次々にいろいろなことが起きますし、キャラクターの動き1つひとつにもこだわりました。Flash Lite1.1の機種もサポートしており、ある程度古い機種のユーザも楽しんでいただけるようになっています。ぜひ、楽しんでいただければと思います」

「もっとサンシャイン牧場」の制作にかかわった女性スタッフ

――ありがとうございました。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/04/26 15:01 https://markezine.jp/article/detail/15579

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング