エンターブレインは国内ソーシャルゲームユーザーを対象にした調査結果を「SNSアプリユーザー行動心理レポート」としてまとめた。事前に行われたスクリーニング調査では、ソーシャルゲーム利用者数は、前回調査時(2011年9月)の16.3%から今回(2012年2月)の20.5%と、半年で約5%増加しており、引き続き増加傾向にある。
ソーシャルゲーム継続ユーザーが初めて購入した課金アイテムをたずねたところ、全体では「時間短縮アイテム」が25.6%でトップ。男性では、ゲームをより有利に進められる「ステータスアップアイテム」、女性は、自分のキャラクターをカスタマイズできる「アバターアイテム」が1位となった。
ソーシャルゲームユーザーが、ゲームを継続する上で感じている“気持ち”については、1位「モノを集めたい」、2位「人とつながりたい」、3位「人に勝ちたい」、4位「癒されたい」となっており、ソーシャルゲームのコミュニケーション要素も支持されていることが明らかになった。
【調査概要】
調査対象:全国の15~59歳男女で、ソーシャルゲームを週2~3日以上利用しているユーザー
有効サンプル数:課金者800名、非課金者800名、計1,600名
(スクリーニング調査69,570名)
調査期間:2012年2月25日~2月28日
調査手法:インターネット調査
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