エイケア・システムズが行った調査によると、「今後メールマーケティング向上のために、強化したいこと」に「メール配信の効果検証」をあげる企業が30%に上った。これを受けて、エイケア・システムズは、6月27日に実施するメール配信システムMailPublisherシリーズの定期バージョンアップで、メール配信結果の効果検証を効率化する「レポート機能」を刷新する。
グラフ化機能を強化し、開封率を表示するグラフでは、最も開封されている時間帯を可視化し、過去に配信された複数のメールの開封率を時系列でグラフ表示する機能も実装。これによって、定期的に配信しているメールマガジンの開封が長期的にどのような変化を示しているかを把握可能になる。
また、多くの企業でレポート作成に利用しているエクセルで利用しやすいCSVファイルでのダウンロードが可能になったほか、複数メルマガの運用に対応するため、メールをカテゴライズできる機能を搭載。メール中に記載されたURLも任意にカテゴライズできるようにし、メール本文中の特定ブロックにおける効果の推移などが簡単に追える仕組みを実装している。
このほかにも、複数の会員データベースを運用している際に、各データベースの会員登録数や退会数の推移をグラフ上に併記する機能も実装するなど、さまざまな改善を行っている。
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