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「画像がすべて」のPinterest、マーケティング活用3つのポイント

 Twitter、Facebookの次に来るのではないかと言われているPinterestは、カワイイもの、キレイなものが好きな女性のハートをつかんでいるようです。「何が面白いのかわからない」「本当にビジネスに使えるのか」と疑問を持っている人(特に男性)のために、Pinterestの特徴と活用ポイントを解説します。

注目のソーシャルサービス「Pinterest」

 国内でも主に女性向けの商品を販売している企業が徐々に参入を始めており、Twitter、Facebookの次はPinterestが来るのではないかと感じているマーケターの方は多くいらっしゃると思います。しかし、実際にPinterestを使ってみた男性からは、「何がおもしろいのかわからない」「本当にビジネスに使えるのか?」など、気にはなっているけれど半信半疑な声がよく聞かれます。

 そこで今回は、Pinterestは果たして企業がマーケティングの一環として取り組むべきツールになり得るのか、Pinterestの持つビジネスの可能性を探っていきたいと思います。

女性を中心として人気を集める理由

 Pinterestをひと言で説明するならば、“オンライン版のスクラップブックのようなもの”。自分の決めたテーマに沿った“Board(ボード)”に、Web上に溢れた画像や動画の中から好きなものだけを集めたり、自分で撮影したお気に入りの写真をアップロードしたりして、自分だけ世界を作っていきます。つまり、素材は自分で作ったものばかりではないけれど、それらを自分の感性で集めて作ったBoardは、世界にひとつしかないということです。自分の趣味やセンスといった、目に見えない個性をビジュアル化して、手軽に自己表現できるという点が、Pinterestが人々を惹き付ける最大の理由だと言えるでしょう。

 中でも、なぜ圧倒的に女性に人気があるのかというと、まず“オシャレな異文化を体験できる”から。海外ユーザーの多いPinterestでは、ファッションやインテリア、グルメなど、海外のオシャレなライフスタイルを垣間見ることができ、海外旅行に行ったような非日常を疑似体験できるのです。

 加えて、Pinterestは画像を通じた“インスタントなコミュニケーション”に特化しているところも、大きなポイントのひとつ。シンプルなインターフェイスで複雑な操作を必要とせず、やり取りされるコメントも「Love!」「Awesome!」といった短文の感想レベルなものがほとんどなので、非英語圏の私たちも気軽に参加することができるのが特徴です。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/07/11 11:00 https://markezine.jp/article/detail/15984

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