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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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三橋ゆか里の「女性向けマーケティング☆ア・ラ・モード」

eコマースを使い倒して思う、もっと買ってもらうためのコマース「Dos and Don'ts」

「eコマースのページングほどunsexyなものはない気がする」――この言葉に思わずうなづく女性も多いはず。女性が洋服を買うのは本やCDを買うのとは違う、もっと楽しくてワクワクする体験のはず。三橋ゆか里さんが、国内外のファッション系eコマースの「もっとこうだったらいいのに」を集めました。

eコマースの「もっとこうだったらいいのに」を集めました。

 こんにちは、三橋ゆか里です。以前にeコマースにおける動画活用について書きました。オンラインで買い物をしていて、もっと動画があればいいなってすごく思うから。それに関連して、今回はとっても基本的な必須条件から、国内外さまざまなファッション系eコマースを使ってみて思う「もっとこうだったらいいのに」のアイディアをまとめてみようかと。

 すでに「あったらいいな」を部分的に実現しているアプリやウェブサービスなんかがあったりするので、そんなサービスの紹介も交えながら。“Dos and Don'ts”は、「あり、なし」、「べし、べからず」みたいな意味を持つ海外のゴシップ誌で定番の表現です。

【Dos】 これはアリ!

 それでは「Dos(これはあり!)」のほうから。ただお買いものして届くのを待ってるだけじゃつまらない。アイデアひとつでネットショッピングはもっと楽しくなるというのがわかるはず。

「Fancy」などキュレーションサービスの“つい見ちゃう感”

 eコマースのページングほどunsexyなものはない気がする。ブランドごと、カテゴリごとにただ商品が一覧になっているだけで、商品をもっと見ていくワクワク感に欠けちゃう。絞り込み検索はあるけれど、それだけだと完全な目的買いにしか対応できない。ウィンドウショッピングをネットで楽しむ感じを再現するには、見せ方がとっても大事だと思うのです。

 そのやり方のひとつが、キュレーション兼コマースの「Fancy」や、欲しいもの・持っているものをリスト化する「Sumally」のようなユーザ・インタフェース(UI)を採用することかもしれない。商品の写真が主役になっているからついつい見ちゃう。

 また、「NET-A-PORTER」のような独自のマガジンを展開する方法も。週刊で新着アイテムなんかを雑誌風に紹介するコンテンツ。コンテンツとしての完成度の高さにも惹かれるし、雑誌から直接買えちゃうのが嬉しい。

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この記事の著者

三橋 ゆか里(ミツハシ ユカリ)

ライター・記者。
オンラインショップ、UIコンサルティング会社、Web制作会社等を経て2009年に独立。日経デジタルマーケティング、TechWave、Tech in Asia(英語)などで執筆。また、女性誌のウェブサイトやスマホアプリ紹介の記事も手がける。アジアのITニュースが集まるStartup Datingでは、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/08/07 12:00 https://markezine.jp/article/detail/16165

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