他の買い物客の見える化
ショップで買い物をしていれば、お店の人気度が人だかりでわかったり、いいなって思ったラスト一着のワンピを先に取られちゃったみたいなことが全部わかる。eコマースでそんなワイワイ感はほとんどゼロに近くて、あってもFacebookページをLikeしてる友達がわかる程度。商品が賑わってる感をもっと出せたら素敵。
それに近いかなと思うサービスが「SneakPeeq」。オープンから3週間で1万ユーザを獲得したゲーミフィケーション要素をちょっぴり取り入れたeコマース。人の「欲しい」が集まれば集まるほど価格が安くなる仕組みで、商品ページに記載があるのは元の価格だけ。現在の価格をチェックするには「ピーク」(覗く)必要があって、1日に許されるピークの回数は20回。商品がピークされた回数、お気に入りされた回数、Likeした人の顔などが表示されていて、人気商品が一目でわかる。リアルタイムに、いま誰々がピークしましたなんて情報も出るためショップで買い物するのに近い感覚が味わえる。

購入済アイテムを活かしたコーディネート提案
好きなアイテムを見つかって購入したら、あとはそれが届いて終わり。ファッション系のコマースだと商品のレビューすらあまりなかったり。韓国のファッションブランド「DHOLIC」は商品ごとにレビューが掲載されていて、「思ったより大振りのピアスでした」「この値段でこれならコスパはすごく良い」なんて情報が意外と参考になったり安心感につながったりする。
これって本来最低限必要な部分で、もっというと購入したアイテムをベースにこんな風にも着こなせるけど新着のこんなアイテムはどう?なんて提案してほしい。自社でそれをやってしまってもいいし、例えば「Polyvore」や「iQon」のようなコーディネートサービスの人気コーデを活用してもいいかも。ZOZOTOWNはiQonと連携したし、データベースがつながっているのならやりやすいはず。自分では思いつかないコーデを提案してもらえたら嬉しいし、持ってるアイテムを活かせるものね。

