【Don'ts】 これはナシ!
Don'tsはけっこう基本的なポイントが多いかな。eコマースさん、これはやめてくださいって思う子たち。
× 商品写真が少ない
実際に目で見ても触ってもいないものを購入するのだから、その判断材料になる写真にはもっと力を入れてほしい。アイテムの写真も複数欲しいし、実際にモデルさんが着ている写真も絶対あった方がいい。素材感とかサイズ感とか着ていないとわからないし。ひとつのサイトで判断がつかない時は、複数サイトで写真をチェックしたりしていて不便なのです。もちろん着ている動画があればもっと素敵。DHOLICは必ずモデルさんが着ているおしゃれな写真が複数枚あるから安心。
× 予約商品と通常商品が一緒に購入できない
これはZOZOTOWNでいつもすごく困ること。まだ販売されていない予約商品だと、その一品しか一度に購入できなくて、他商品と一緒にカートに入れられないの。買う側にしてみたら、それが予約かそうでないかなんて関係ないのに、複数回カートに入れてオーダーパイプラインを通らなきゃいけない。
× 売り切れが商品ページにしか掲載されない
商品一覧ページにはきれいに並んでいるのに、可愛い!と思ってクリックすると「売り切れです」って商品ページに書いてある。あれはけっこう凹むし、無駄にクリックさせないでーと思うのです。
× 通知メールにも画像を
プロモーションのメールにはたくさん画像が使われているのに、商品のお届けがいついつになりますという通知メールには画像がなかったり、マイページにログインして確認してくださいなんて案内されることが。こういう必要な通知メールこそ、それを受け取る意味があるように開封するだけで完結するようにしてほしい。
× 返品受け付けませぬ
実現が大変なのだとは思うけれど、靴のeコマース「ロコンド」のように気軽に返品ができるようにしてほしい(商品到着後99日間)。わざわざ送り返すのは面倒と思って、まあいいやでキープする商品は多いけれど、結局その程度の満足度ということ。ロコンドは靴を試着する気分でネット購入できて、合わなければそのまま入っていた箱に返送の伝票を貼って宅配会社に集荷してもらうだけ。可愛い!買って良かった!っていう満足感は大事。
× SNSを無視
少し前に個人ブログ「TechDoll」でも紹介したのが、商品ページに設置されたFacebookやTwitterボタンが購入判断に与える影響について。大学の研究結果で、持っていることが自慢になるようなスポーツウェアや香水などの場合、商品ページにSNSで共有するボタンがあることで商品購入の可能性が25%アップすることがわかったそう。逆にニキビ、ダイエットなどのコンプレックス商品はボタンがあることで購入の可能性が低下する。SNSへの共有ボタンがあることで、友達に見られている感が生じ、それが潜在的に購入判断に影響するとか。ファーストビュー、少なくともカートの付近にこういったボタンを配置することはひとつポイントといえそう。

なんだかとっても長くなってしまったけれど、今後のeコマースの発展に心から期待しております。