アジア地域において、中国はカード決済の最大市場。「中国銀聯カード」は発行枚数が28.5億枚、年間取扱高は15.9兆元(約195兆円)におよんでいる。
NTTデータは、カード決済ネットワーク「CAFIS」など信頼性の高いシステムを、国内の金融業界や流通業界向けに提供。近年はタイ、ベトナムなどでも事業展開をすすめている。今回、中国でも、日系をはじめとする中国の流通業界向けにカード決済関連サービスを提供するため、上海インフォーテック社と資本提携を発表。上海インフォーテック社が行う第三者割当増資を引き受け、出資比率は同社総株式の約20%となった。
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