オウンドメディア運営にドライブをかける、よきパートナーを持て
オウンドメディアの運営をさらに効率的に行うために、外部のライターや制作会社と連携することも有効です。コンテンツ化する対象を取材し、記事を作成する場合などは、プロのライターや制作会社に依頼することで、品質を担保しつつ、コンテンツ作成工数を圧倒的に短縮できます。
その際、できるだけ継続的に依頼することをオススメします。最初は思ったように意図が伝わらないことがあるかもしれませんが、ライターや制作会社との信頼関係が生まれると、運営はさらに軌道に乗るでしょう。
ただし、記事制作やサイトの運営業務をすべて外部に依頼することは避けてください。コンテンツに命を吹き込むのは、やはり企業内部の人間です。命を吹き込む人がいなくなっては、どんなに優れたパートナーでも段々と効果が弱まります。
- 運営にドライブをかけるパートナー(制作会社/ライター)を見つける
- パートナーとはじっくりおつきあいし、信頼関係を築いていく
- 外部に丸投げはNG。コンテンツの命は企業内側で吹き込む
オウンドメディア運営者「中の人」が持っておきたい5つのスキル
社内チーム制や外部パートナーとの協力体制は、オウンドメディアの運営には欠かせません。しかし、育てる最後の鍵はオウンドメディアの運営実践者、いわゆる「中の人」で、最終的には一番重要です。
では、そんな「中の人」にどんなスキルがあるとよいのでしょうか。今回は、筆者が担当するサイトを例に、「テキストコンテンツ(読み物)」を中心としたオウンドメディア運営スキルセットを考えてみます。
文章力/編集力
オウンドメディアの命はコンテンツです。「メッセージをターゲットまで届ける」という観点での文章力、もしくは 外部のライターや制作会社が作成したコンテンツをより魅力的にする編集力は最も重要です。
企画力
こんなコンテンツならターゲットに刺さるのではないか!と提案するアイデア発想力や、日常の中の小さなネタをコンテンツに昇華する企画力があると面白いサイトを作ることができます。
情報収集力
組織内外の情報に日々アンテナを立て、情報をキャッチする力です。大事なのは単純に「コンテンツのために情報をください」というのではなく、「こんな情報がありました」と周囲と共有することです。共有する人には情報があつまり、かつ、情報収集力の高い人はソーシャルメディアの運営などでも、実力を発揮できます。
装飾力(写真/イラスト)
コンテンツの訴求力を高めるためには、内容に合う写真やイラストが欠かせません。イチからビジュアルを制作することが難しい場合は、ストックイメージサービス等を活用し、内容にあう写真やイラストを掲載することをお薦めします。
分析力
作成し公開したコンテンツが、ユーザにどの程度伝わったのかを分析し、メンバーにフィードバックすることは重要です。次のアクションを設計し、サイトの成果を上げていくために、PDCAを回していく役割は外せません。
これらスキルでは1人で網羅するのは、とても難しいですが、チーム内で各人が得意な分野を担当することである程度は補えます。また、チーム内でできないことは外部のパートナーに依頼します。