今回のまとめ 「中の人」は毎月1本でも書き続けて
オウンドメディアを運営していくため、今回は「人」について考えました。1人でできないことは、仲間や外部パートナーと協力し、少しずつでもじっくりと時間をかけて、コンテンツが届く範囲を広げることが重要です。
ただ1つだけ、「中の人」に是非やってほしいのは「書くこと」です。誰かに伝えるための文章を「書く」という行為は、物事を整理するトレーニングになるだけでなく、何より自分の考えでユーザとコミュニケーションをしていることを実感ができます。これを繰り返すことが、オウンドメディアの成長に繋がると言っても過言ではありません。
すべてのコンテンツの原稿を書く必要はありません。多くのコンテンツはパートナーに依頼した方が効率的な運営を行えます。ただ、毎月1本でもよいので「書く」という行為を続けてください。
連載まとめ 企業と顧客の間には試行錯誤の末に「橋」が架かる
これまで4回に渡って、オウンドメディアの運営について解説しました。売ることから離れ、本質的な価値を考え、目標を整理し、チームを作って運営する。どれもとても重要なことですが、すべてを網羅していなければならないということはありません。
そして、運営にいわゆる「これが正解」というものも存在しません。企業と顧客の間にどのような橋をかけることができるかは、運営しながら探り、試行錯誤の結果、関係が構築できるものだと思います。是非「今日できること」からはじめてみてください。

これからも、仲間やパートナーと良いチームを組み、
メッセージや企画を見直しながら丁寧にコミュニケーションすることを続けていきたい。