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Yahoo!プロモーション広告をマンガで理解!

【マンガ】スポンサードサーチはじめて物語 カリスマ店長のムーさんに聞きました!


検索連動型広告とお金の話 ~顧客獲得単価が大事~

集客お役立ち用語集(3)……顧客獲得単価/クリック

【顧客獲得単価】

 新しいお客さんを1人増やすのにかかる(もしくは、かけたい)お金のこと。まずはこれを計算してから広告費を決めるのがオススメ。時期や懐具合によっても変わってくるがムーさんの場合、上限は、初回のお買い物でトントンになるくらいの額。

【クリック】

 検索連動型広告は「クリック」されてはじめてお金がかかる。オーバーチュアのスポンサードサーチの場合、1クリック9円から。「自動車保険」のような、顧客獲得単価の相場の高い業種に関するキーワードでは1クリック何百円、何千円と高額になる場合がある一方、「父の日 益子焼 お猪口」のようにものすごく絞り込まれたキーワードでは、9円で充分な場合もあり、いろいろだ。ムーさんは前述の通り、組み合わせたキーワードを指定することで、クリックあたりの広告費を抑えるように工夫している。
 「検索連動型広告の良い所は、きちんと考えて広告費を設定すれば、大きく成功することはあっても、大きく失敗することは無い、ってところだと思います。しかも予測がそれほど難しくないから、私のような素人主婦でも広告を気軽に、そして簡単に出稿できる、という、良いことだらけ!みたいな風に思ってます ^^」

【顧客獲得単価とクリック単価の関係】
 顧客獲得単価とクリック単価の関係を、計算をもとにちょっと考えてみよう。例えば平均のクリック単価を20円とすると、顧客獲得までの流れとそのポイントになる数字は、次のようになる。

例)指定したキーワードが4,000回検索されて、だいたい5%の確率でクリックされる
→ 200回(=4,000×0.05)クリックされるので、かかるお金は4,000円(=200×20円)
→ 訪問者の1%(200人×0.01=2人)が買ってくれれば、顧客獲得単価は2,000円

 さらに「1%の人が買ってくれるのはちょっと楽観的だからその半分だったらどうだろう?」などと、逆の方向から考えることもできる。

例)訪問者の0.5%(1%の半分)が買ってくれるとすると、一人のお客を得るためには200人呼ぶ必要がある(200人×0.005=1人)
→ 200回のクリックを集めるための予算が2000円(顧客獲得単価)だとすると、1クリックの予算は10円(=2,000円÷200)にしたい!

 と、このような感じだ。2つの例をまとめると、次のようになる。

同じ顧客獲得単価でも……
・サイトに来た人の0.5%が買ってくれるなら、クリック単価の目安は10円
・サイトに来た人の1%が買ってくれるなら、クリック単価の目安は20円

 顧客獲得単価とクリック単価、買ってくれる人の割合の関係をきっちりと把握できるかどうかは、検索連動型広告での成功を左右する大事ポイントなので、しっかり理解したい。

 ★本日はここまで!です。最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました★
 ♪次回は、画面の操作も交えながら、スポンサードサーチのしくみをちょっと詳しく解説する予定です♪

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

関口 むつみ(セキグチ ムツミ)

1974年東京うまれ。化粧品販売、2トントラックのルートドライバーなどの職を 経たあと、LAN設置工事や社内サーバ管理など行う。 2003年に知人のネットショップ構築を支援したことがきっかけで、インターネット通販に興味を持つ。2004年7月、開店資金5万円で、ブログを利用したネットショップ「和食器益子焼販売 楽raku」を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/02/25 19:23 https://markezine.jp/article/detail/1657

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