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ページに映えるキラーショット撮影方法

ノンクリエイターでもプロっぽい写真を撮る方法 光の効果的な活用方法

窓からの外光を活かして撮影する場合 目立つ「影」を薄める方法

 次に、横から入る光の場合を見てみましょう。これは窓からの外光を活かして撮影する場合などに応用できます。

ライトボックスを真横にし、被写体に横から光を当てて撮影します。

 室内で撮影する場合、窓などの横から入ってくる光を使う例はよくあります。作例ではライトボックスを横の位置にセッティングして光を当てました。

横から光が当たっている分、反対側に影が濃く写っているのがわかります。

 横から入る光の場合、影が目立つようになります。手の部分の右側にあたる後ろ部分は、はっきりと影が見えています。

影になっている部分を照らすようにレフ板をセッティング。
赤のラインのような流れで光が反射します。

 ここでもレフ板を活用します。横から入る光をレフ板で反射させ、影になっている部分を照らします。赤いラインで示している流れで光が反射し、被写体を照らしています。

レフ板を使うことで影が薄くなり、全体に明るく写りました。

 レフ板を使うことで被写体の影がだいぶ見えなくなりました。影を薄めることで、被写体をより明るくして写すことかできます。

 光の入ってくる方向とそれによってできる影の部分を確認して、効果的にレフ板を使うことでより、被写体を明るく、見映えがするように写せるわけです。先に述べたように、白い厚紙等がレフ板として代用できますから、ぜひチャレンジしてみてください。

 次回は、これまで見てきた項目を活用し、撮影セッティングをしていきます。

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2012/11/27 08:00 https://markezine.jp/article/detail/16712

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