7つの価値ポイントから、自店の強みを見つけ出す
なぜこのお店で買ってくださるのか? をとことん考るため、あらかじめ訴求軸別で分類された「7つの価値ポイント」をご活用ください。
7つの価値ポイントは、以下のまとめのように「1.価格価値」「2.利便価値」「3.時間価値」「4.希少価値」「5.信頼価値」「6.共感価値」「7.物語価値」に分類することができます。
並べている項目で提供できそうな内容をチェックしてみてください。
「自店が提供できる強みが何なのか?」を7つの価値ポイントの項目群からピックアップし、自店の強みを定義していきましょう。
ECサイトで購入を検討しているお客様は、常に左脳と右脳の両方の判断によって、このお店で買うか買わないかを瞬時判断をしています(一節によると、ECサイトでの購入にあたって、男性は左脳【合理的判断】を重視する傾向があり、女性は右脳【感情的判断】の傾向が比較的高いとも言われています)。
また、高年齢・弱年齢ターゲットなど、対象とするお客様像によって、より響くであろうポイントに着目するのがよいでしょう。
なお、左脳(合理的判断)を満足させる軸は、「1.価格価値」「2.利便価値」「3.時間価値」になり、右脳(感情的判断)を満足させる軸は、「5.信頼価値」「6.共感価値」「7.物語価値」となります。

自店で提供できるポイントの絞込みにあわせて、ターゲットとするお客様像を想像し、どの方向性においてコンセプトを固めるべきかを検討していきましょう。
勘がよい方は、お気づきかと思いますが、実は「4.希少価値」だけは別格となっています。「4.希少価値」は合理的判断と感情的判断の両方を刺激できる強力な価値ポイントになります。
最後のページでは、「4.希少価値」についての解説と価格合戦に飲み込まれないための方法を述べて参ります。