オプトは、日本エヴィクサーとの業務提携により、スマートデバイス(スマートフォン・タブレット)をハブ化してオンラインとオフラインを繋ぐマーケティングツール「SPONGE(スポンジ)シリーズ」の提供を開始した。
「SPONGE シリーズ」とは指定した音・映像・画像等をスマートデバイスで認証し、設定したアクションを実行するスマートデバイスアプリケーション用のソリューション群。これにより、広告主はO2Oやセカンドスクリーン視聴という新たな消費行動を可視化(測定)し、そのタイミングに合わせたコンタクトポイントを作ることができる。
昨今、スマートデバイスの普及により、ユーザーの消費行動が大きく変容している。なかでも、O2O(Onlineで情報収集して実店舗で購買する)消費金額は、今後2015年までに消費金額が43.8兆円まで拡大する予測。そしてテレビとスマートフォンを同時視聴するセカンドスクリーン視聴といった新たな消費行動が高い注目を集めており、米国ではユーザーがCMとスマホ広告を同時に認識した場合購買意欲が72%増加するという結果も。
ECサイトや実店舗を展開する事業者の、オンラインとオフラインをシームレスに繋ぐ新しいマーケティング手法実現への課題を解決すべく、オプトは同サービスの提供開始に至った。
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