一人あたりのGDPの違い/デザインの特性
さて、環境という点においてアメリカと日本の違いはどこにあるのでしょうか。1つは国土の広さが挙げられます。さらに州によって一人あたりのGDPが違いますから、マーケティングにおいては、その点を重視して行う必要があります。
加えて、興味深い点として挙げられるのが好みの違いです。以下は、日本とアメリカのTOP Free Gameのアイコン一覧です。
上記を1.色数/2.色味/3.テイストの3軸に関してまとめたのが以下のマトリクスです。
日本と比較して、アメリカでは色数が多く、色味は派手(蛍光色が多い)で、かつ立体的なデザインのアイコンが多い傾向にあります。また、アイコンのデザイン領域は小さいため、視認性を高めるためにもシンプルに作成することが重要です。こういったデザインをアメリカ人が好む理由は諸説ありますが、アメリカ人向けのアイコンデザインを検討する際の1つの基準となるのではないでしょうか。
今回は、全体のトレンドやデザインについて日米比較の観点から紹介いたしました。次回アプリにおけるプロモーションの戦略と留意点やKPIの考え方について紹介します。