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COLUMN

日本発のゲームアプリが米国のApp Store・Google Playで売上1位 加熱するゲームアプリマーケットのトレンドと日米の違い

一人あたりのGDPの違い/デザインの特性

 さて、環境という点においてアメリカと日本の違いはどこにあるのでしょうか。1つは国土の広さが挙げられます。さらに州によって一人あたりのGDPが違いますから、マーケティングにおいては、その点を重視して行う必要があります。

 加えて、興味深い点として挙げられるのが好みの違いです。以下は、日本とアメリカのTOP Free Gameのアイコン一覧です。

2012年11月28日時点

 上記を1.色数/2.色味/3.テイストの3軸に関してまとめたのが以下のマトリクスです。

 日本と比較して、アメリカでは色数が多く、色味は派手(蛍光色が多い)で、かつ立体的なデザインのアイコンが多い傾向にあります。また、アイコンのデザイン領域は小さいため、視認性を高めるためにもシンプルに作成することが重要です。こういったデザインをアメリカ人が好む理由は諸説ありますが、アメリカ人向けのアイコンデザインを検討する際の1つの基準となるのではないでしょうか。

 今回は、全体のトレンドやデザインについて日米比較の観点から紹介いたしました。次回アプリにおけるプロモーションの戦略と留意点やKPIの考え方について紹介します。

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この記事の著者

山内 隆裕(ヤマウチタカヒロ)

株式会社CyberAgent 取締役/株式会社CyberZ 代表取締役社長

1983年、東京都生まれ。大学卒業後、2006年に株式会社サイバーエージェント入社。スマートフォンマーケティング会社の株式会社CyberZをはじめ、子会社4社を立ち上げ、海外事業にも注力。

2012年10月に最年少2...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/02/07 15:00 https://markezine.jp/article/detail/17067

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