NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと、ループス・コミュニケーションズは、ソーシャルメディアを週1回以上利用している人を対象に、「Facebook」「mixi」「Twitter」「LINE」「その他ソーシャルメディア」の5つの括りで、各ソーシャルメディアごとに魅力・好感・評価できると感じる企業やブランド・キャラクターを調査した。
全体では、1位「ローソン」、2位「NHK」、3位「ケンタッキーフライドチキン」の順で合計想起数が多かったが、利用するソーシャルメディアによって回答傾向は大きく異なった。企業は各ソーシャルメディアの特性を見極めつつ活用することで、より多くの魅力や好感・評価を高められる可能性がある。
また、Facebook、Twitter、LINE、mixi利用者では、約6~7割のユーザーが何らかの企業・ブランド・キャラクター名を想起した。
Facebookでは、「スターバックス」の想起が最多であった。そして「キリンビール」「サントリー」が続き、飲料系のブランドが強く想起された。
Twitterでは、「NHK」の想起が圧倒的に多かった。2位は「ソフトバンク」であり、その他として「ガチャピン」「くまモン」「有吉弘行」といったキャラクター・芸能人が挙げられた。
Twitterで上記の企業・ブランド・キャラクター名について魅力や好感を感じた点の内訳をみると、「柔らかい対応による親近感」「ネットならではのネタ・情報提供」「対応の早さ」「双方向のコミュニケーション」等により、好感や評価が高まっている。
LINEにおいては、「ケンタッキーフライドチキン」「ローソン」の回答数が多く、2大想起ブランドという結果に。3位は「すき家」、4位に「マツモトキヨシ」がランクインし、共にクーポンを配信している影響が及んだものと考えられる。
魅力や好感を感じた点では、「LINE限定のクーポン」「会員特典」の回答が多かった。スタンプを絡めた企業キャラクターとのコミュニケーションにより、支持が多く集められているものと考えられる。
【調査概要】
調査対象:gooリサーチ登録モニター
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2012年12月3~17日
有効回答者数:1,023名
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