- 時期:2013年2月
- 国名:オランダ
- ブランド:KLM Royal Dutch Airlines
- 業種:航空
ソーシャルで集めた情報が、ステキな地図に
ソーシャルメディアを巧みに活用する企業として知られる、KLM航空が現在世界21か国で展開している、ソーシャルとリアルを連携させたキャンペーン、その名も“Must See Map(必見の地図)”。
見知らぬ土地に旅行にいく際、大半の人にとって地図やガイドブックは欠かせないアイテム。今回の企画では、その土地に行ったことのある友達から、ソーシャルメディアを通じて「この場所のこのレストランがオススメ」といったレコメンドや口コミを募り、自分だけのオリジナル旅行地図を作成することができます。
そして、この企画の大きなポイントは、友達の推薦からできたこの世界でただひとつの地図を、デジタルデータではなく、KLMが上質な紙に印刷して無料で自宅まで郵送してくれること。以下の写真のようなクオリティのようです。
参加の具体的な流れは以下の通り。
キャンペーンサイト(http://mustseemap.klm.com/ot_en/create-map/intro)にアクセスして、はじめに旅行したい土地を選び、マップを作成します。
続いて自身の名前を記入した後に、その土地に行ったことのある友達をTwitterやFacebookで募り、オススメスポットの情報をマップに投稿してもらいます。短時間に数多くの友人からの情報を集めるのは大変なので、データをセーブしておき、後日再開して続けて情報を募ることも可能です。
手続きはこれで終了。約3週間後にこのオリジナルの地図が印刷されて、自宅に無料で届けてもらうことができます。
旅行先では“紙の地図を持ち歩く”のが定番という人も多いかと思いますが、そういったニーズに応えられる実用的な試みですね。
ソーシャルメディアとリアルの連携事例として、とても参考になりました。
動画はコチラ
参考サイト
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:ブログタイムズBLOG